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「第5回火の国ボランティアフェスティバル阿蘇」の報告(第5号)

2013年2月21日
平成18年度から実施している県内ボランティアの祭典「火の国ボランティアフェスティバル」。
第5回目となった今年平成22年度は、「手をつなぎ助け合う その輪は おおきな外輪山」を大会キャッチフレーズとして、10月23日(土)から24日(日)まで阿蘇市立体育館をメイン会場に開催され、県内外から2日間で1,993名のボランティア等の方々が集まり、ボランティアをとおして「学び」と「感動」を共有しました。
会場までの道路沿いに「歓迎」と書かれた牧草ロール

オープニング

式典開始に先立ち、阿蘇郡西原村在住音楽アーチストViento(ビエント)のお二人による幻想的なオープニング演奏が行われました。

開会式典

奴留湯哲宣実行委員会副会長(小国町ボランティア連絡協議会長)の開会宣言と、佐藤義興実行委員会会長(阿蘇市長)の開会挨拶のようす

キャッチフレーズ表彰式

キャッチフレーズ表彰では、「手をつなぎ助け合う その輪は おおきな外輪山」をつくった南阿蘇村立久木野中学校1年生の山崎夏海さんへ佐藤会長から表彰状と記念品の贈呈がありました。

記念講演

テレビやラジオでおなじみのタレント長船なお美さんによる講演では、「ボランティアが熊本を元気にする」をテーマに、ご自身の読み聞かせボランティアや、育児に関するご経験などを熊本弁丸出しでユーモアたっぷりにお話しいただきました。

第1分科会

第1分科会は「福祉」をテーマに、「ありがとう!やまびこネットワーク活動を支える地域ボランティア。笑いと涙と感動の90分!」をサブテーマとし、ひとちいき計画ネットワークの佐伯謙介代表がコーディネーターをつとめました。
阿蘇市小里地区の大倉区長と産山村子どもヘルパー他の皆さんの発表による阿蘇やまびこネットワーク活動のお話しと、フェスティバル2日目の福祉劇にふんしたアキばあちゃんと佐伯博士の寸劇もありました。

第2分科会

第2分科会は、「環境」をテーマに、阿蘇グリーンストックの山内康二常務理事をコーディネーターとして、花原川を守る会の湯浅睦雄事務局長と南小国町婦人グループの麻生いづみさんをシンポジストに、阿蘇の大自然と環境を守る環境ボランティアのお話がありました。

第3分科会

第3分科会は、「地域おこし」をテーマに、阿蘇地域振興デザインセンターの坂元英俊事務局長をコーディネーターとして、阿蘇市商工会青年部の宮本博史会長と杖立温泉みちくさ案内人会の河津誉久代表をシンポジストに、地域の特色を活かした地域活性化ボランティアのお話がありました。

第4分科会

第4分科会は、「子育て・学校ボランティア」をテーマに、県ボランティアセンターの江口俊治所長をコーディネーターとして、子どもヘルパー活動について産山村の井明子さんと西原村かわはらんおやじの会の大おやじ(代表)の中村匡延さんをシンポジストに、子どもたちをつうじて支え合うボランティア活動のお話がありました。

交流会

阿蘇小国郷の吹Me(スイミー)ブラスのオープニングセレモニーと、大会を支えた実行委員会の皆さんの紹介のようす
交流会では、ローストビーフや馬コロッケ、阿蘇の蛇腹大根など阿蘇ならではのおいしい料理で舌鼓をうつなか、佐藤会長から参加者に「フレー、フレー、ボランティア!」のエールにより会場がたいへん盛りあがりました。

ふれあい広場

大会期間中の2日間をとおして行われたふれあい広場は、第二体育館では阿蘇ブロックの各社協がすすめる「阿蘇やまびこネットワーク」の活動や、地元の福祉施設等による展示コーナーがあり、体育館前では久木野そば等の地元食材の販売が行われました。
今回のボランティアフェスティバルの目玉の一つである福祉劇は「ただの田舎じゃなかよ!阿蘇流ボランティア!」と題し、阿蘇ブロックの各社協職員等で結成されている「阿蘇やまびこ劇団」が舞台に立ちました。
長男夫婦と、おっちょこちょいの福祉協力員や民生委員、区長等が一丸となって認知症が心配されるアキばあちゃんを誘い出し、地域のサロン活動で元気を取り戻してもらうという阿蘇弁丸出しの福祉劇により、会場は笑いと涙の渦につつまれました。

引継式

奴留湯副会長から、荒尾・玉名ブロック代表の浦田計廣長洲町ボランティア連絡協議会会長に大会旗が引き継がれ、浦田会長は参加者に「次回は、荒尾・玉名ブロックで行います。平成24年の第6回大会で会いましょう。」と挨拶されました。
社会福祉法人熊本県社会福祉協議会
〒860-0842
熊本県熊本市中央区南千反畑町3番7号
熊本県総合福祉センター内
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